グローバル展開についての考え方

理想と現実を埋めるのがビジネスです。

グローバル展開について

世界戦略

私どもは、水を主体としたビジネスをグローバルに展開していく事を考えています。
インターネットの普及により世界は、近くなりました。そして、各企業グローバル展開を目指すようになりましたが、実際にグローバル展開できている企業は少ないのです。

特に中小企業では、製造拠点を海外に移すぐらいのことしかできていません。
私たちのグローバル展開は、人にフォーカスして展開をしていきます。

具体的には、「多くの企業が日本は、少子高齢化で国内消費が縮小するからグローバル展開を進めなくてはいけない。」と考えています。
そして、グローバル展開するから社内公用語を英語・・・
本当にそれでグローバル展開と言えるのか?弊社としては、疑問に思えます。


例えば、某IT企業様は、社内公用語を英語にして優秀な人材(プログラマーとか)とコミュニケーションの効率化などを言っていますが、配信するサイトは日本人向けで日本語、そして本社も東京にあります。


英語のサービスを中心に行い本社を法人税の安い地域に移動するとかシリコンバレーに移転するなら理解できる。
例えば、某自動車会社も将来的にグローバル企業としての社内公用語を英語にすると言っています。
整備士まで英語ならカッコいい的な要素はありますが逆に言えばそれしかない・・・
まあ整備士は販売店ですし、ここで言う公用語の範囲は本社だけの話だから。

 

弊社のグローバル展開に対する考え方は、根本的に違います。
まず、『グローバル展開=英語』はある意味正解かもしてませんが社内公用語にする意味は全くないと考えています。
なぜなら日本の会社だからです。
言葉とは、何でしょうか?なぜ英語なのでしょうか?
例えば、ベトナムの公用語はベトナム語なのに英語を話せる人が多いです。
彼らは、高賃金を求めて第二か国語を勉強するのです。
そして、お互いどちらの国の言葉でもない英語でコミュニケーションをとろうとするのです。
弊社は、公用語を日本語にすることでベトナムの方でも日本語が話せる方を採用基準にしています。
日本語能力試験N2以上が理想です。
世界中で日本語を話せる方は、日本に留学経験を持っている方が多いです。
来日したことのある方は、日本の文化に触れ日本の四季を感じて過ごしたのだと思います。
この様な方が社内にいたら・・・現地で商売をする時には、すごいパフォーマンスを発揮すると考えています。
だから日本語にこだわっているのです。
そもそも植民地支配とは、現地の言葉を奪い支配した国の言葉を公用語にしてきた歴史があります。
公用語を英語にするということは、アメリカに支配されるような空気感も多少は有るのかもしてません。
もちろん英語を話すのはビジネス上重要な要素です。
ここでは、公用語としては英語を採用しないと言っているだけで英語がいらないとは言っていませんので誤解なきように。

 

そして、ビジネスモデルに繋がりますが、現地の人にフォーカスしていきます。
『現地の人+安い賃金=利益率のUP』みたいな方程式が日本のグローバル展開の足かせになっていると思います。
例えば、ゴールドマンサックスという会社は、アメリカの会社です。日本に来た時の賃金を日本に合わせたのでしょうか?
答えは「NO」です。アメリカでは、プロフェッショナルは高収入が当たり前の文化です。だから日本に来ても同じ賃金の考え方。
日本に来た時に日本の賃金体系的な法則は、取りませんでした。だから社員の平均年収が日本人からしたらビックリするような金額になっているのです。
これこそが真のグローバルと思います。
私たちは、製造業でも海外で正規雇用する場合は、日本の賃金体系と同じにします。
日本の評価基準をそのまま採用します。
人にフォーカスという意味は、国や人種や宗教観などは考えずに一人の人としての日本的評価をしていくという意味です。

大まかには、グローバル展開の根本はこのような部分に有ります。
中国の華僑は、すごいです。
日本も負けずに和喬を目指しましょう。

 

注:『グローバル展開』の内容に出てくる言論は、弊社独自の価値観です。

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